阿弥陀如来の作られた名号を、私が受取ったのが信心(信心決定、信心獲得)でした。
では、南無阿弥陀仏の名号には、どんな働き、力があるのでしょうか。
お釈迦様は、お亡くなりになるときに、「私は生涯、名号の功徳一つを説いてきたが、
とても説きつくすことができなかった。百千万劫かかっても説きつくすことはできないで
あろう」 と仰言っています。
正信偈には、「功徳の大宝海」とか「本願の大智海」と、親鸞聖人は仰言っています。
その南無阿弥陀仏の名号の働きを、漢字4字で言うなら、「破闇満願」 であります。
闇を破り、願いを満たす働きがあるのです。
闇とは、無明の闇のことです。
無明の闇とは、疑情ともいわれ、すべての人間の苦しみの根元です。
古今東西の全人類は、みな苦しんでいる。無ければ無いで苦しみ、有ればあったで
苦しむ。大統領からホームレスにいたるまで、みな苦しみ悩んで、安心も満足もでき
ないでいる。経済や科学が進歩発展しても、人間の苦しみは変わらず、自殺者は増え
ています。
阿弥陀如来は、すべての人の苦悩の根元は何か、徹底的に調査され、疑情(無明の闇)
一つである、とつきとめられました。
流転輪廻の際なきは、疑情のさわりにしくぞなき (和讃)
還来生死輪転家 決以疑情為所止 (正信偈)
と、親鸞聖人も教えておられます。
では、疑情、無明の闇とはなにか、続けて話をしたいと思います。
親鸞聖人の教えをもっと知りたい方は、次のサイトを参照してください。
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